黒聚楽土などを扱う左官工の仕事とは?
黒聚楽土などを扱う左官工の仕事は、壁を塗り上げる特殊な技術を持つ職人のことを言いますが、その昔の日本では、各地域にある素材を使用し、土壁を作り住居の壁に塗り上げているのが普通でした。
数ある土壁の中でも有名な黒聚楽土は、京都市内で取ることができる黒土で人気がありますが、それ以外にも各地域ならではの土壁があります。
土壁として使用する材料は、各地域で取ることのできる土以外に、ワラなどの自然素材も使用して作られているので、環境はもちろん、人にも優しい素材として注目されています。
さらには、土壁は、湿度の調整を行うことができるとも言われているので、湿度が高い時期のある日本の気候にピッタリ合うとしてさらに注目され、最近では土壁が見直され、使用する人が増えてきています。
京都市内の土で作られる黒聚楽土などは、とても人気が高く、実際に塗装工事を行う左官工も限られているので、高価な壁として有名で、黒聚楽土の壁に憧れている人も少なくありません。
このように、黒聚楽土を中心にこれからも土壁は失われることなく、いつの時代になっても受け継がれていくことは間違いなさそうです。機会があったらぜひ日本古来からある土壁の魅力にぜひ触れてみてください。
京都の中須左官店は、京町屋・数寄屋建築を中心に広く左官工事を行っています。
土壁の施工を代表とする左官工事の技術に自信があります。
中須左官店に頼んで良かった、とお喜びいただくため、数奇屋建築や京町屋の左官工事、炉壇の施工の専門業者として常に技術の向上を心がけていますので、ぜひお問い合わせください。
2020.08.20