業務内容 | 京都にある左官店
京町屋・数寄屋建築・炉壇施工

サ業務内容

  1. ホーム
  2. 業務内容

業務内容

数寄屋建築

数寄屋建築イメージ画像

数奇屋とは、茶室建築の意匠を取り入れた建築様式です。
和風建築の中でも風流で繊細な美しさを持ち、その始まりは室町時代とも桃山時代とも言われています。

その建築様式は、侘びた景色を持つ書院座敷や千利休が好んで建てた草庵風茶室に始まり、代表的な武将茶人である古田織部らによって新たな意匠が加えられ、それが宮廷に波及することで完成したとされています。

千利休の作り出した狭小空間が貴族の上品な茶室建築に影響を与え、「粋」を好む江戸時代の人々によってその技術は住宅建築に取り込まれ、数奇屋建築は完成します。

しかし、近代になると西洋文化の流入によって数奇屋建築は衰退しますが、富裕層を中心に数奇屋建築の良さが再認識され、やがて新たな日本の建築様式として研究され、ついに吉田五十八によって「近代数奇屋」が提唱されるに至りました。

人物や時代によってその定義が変遷するあいまいな性質を持つ数奇屋建築ですが、古くから現在に至るまで一貫して既存の建築様式に収まることなく発展し続けた、日本固有の特殊な「文化」の一つであると言えます。

京町屋・店舗施工

京町屋・店舗施工イメージ画像

来店されるお客様に心地良い空間で過ごしてもらいたい。
既製のクロスに囲まれた部屋は物足りなく感じる。
このようなお悩みをお持ちの方には、味わい深い独特の質感を持つ塗り壁をぜひおすすめいたします。

お部屋の内装のほとんどは壁でできており、壁の雰囲気が変わることで、お部屋全体の雰囲気は大きく変化します。
平面的な壁紙とは違い、塗り壁は職人の腕によって生み出された立体的な意匠を持つため、間接照明との相性が良く、昼夜を問わず、飲食店やサロンなど業種業態を問わず店内を鮮やかに彩ります。

また、内装に限らず外観にも塗り壁を施すことで、既製品では出すことのできない、オシャレでぬくもりのある見た目にすることが可能になります。

塗り壁の種類
  • ・珪藻土
  • ・漆喰
  • ・土壁
  • ・砂壁
  • ・プラスター壁
  • ・モルタル壁など

左官工事

左官工事イメージ画像

古くから住宅における左官工事として親しまれてきた「町屋」ですが、珪藻土や漆喰などで作られた塗り壁が最近になって、健康面や豊かなデザイン性などから急速に注目を集めています。

塗り壁に使われる珪藻土や漆喰などは、土や植物などの自然素材を原料としているため、既製の壁材で懸念されるホルムアルデヒドによるシックハウス症候群の心配をすることがありません。
さらに塗り壁は、調湿機能も備えており、部屋の湿気を吸い込んだり吐き出したりしながら、お部屋全体の湿度をコントールし、カビの発生を抑えたり悪臭を吸着するなどさまざまな機能を発揮しています。

また、左官工事は職人の手によって仕上げが行われるため、デザイン性が豊かなのも特徴の一つです。
既製の壁紙にはない立体的で特徴的な装飾ができるため、和室や洋室など住まいの洋式に合わせて施工することができます。

塗り壁の種類
  • ・デザイン性と独特の質感
  • ・調湿
  • ・消臭効果がある
  • ・身体にやさしく、有害物質を吸着する
  • ・防火性に優れている

炉壇施工

炉壇施工イメージ画像

炉壇とは、昔ながらの茶室に据え付けられている小さな囲炉裏のことで、お茶を点てる際に炭を入れてお湯を沸かす際に使われます。

この炉壇は、現在ステンレスや鋼板、石、陶板などさまざまな素材で作られており、その中でも手入れのしやすいステンレス製の炉壇が特に人気が高いです。

そんな中、古くから愛用されてきた炉壇は「本炉壇」と呼ばれ、内側が土壁で作られており、現在では最高級品とされています。
「本炉壇」は、内側が土壁で作られるため、技術の高い左官職人が必要不可欠で、毎年1回炉開きの際に土壁の部分を必ず塗り替えるというしきたりもあって、本炉壇には左官職人が密接に関わっています。

古くから伝わる由緒ある茶道には、当然それに見合う道具が必要です。当社にお任せいただければ、今ある茶室に合わせた最高級の炉壇を施工させていただきます。

ページトップ